切迫早産の治療法
待望の妊娠。早く元気な赤ちゃんとご対面したいですね。
しかし妊娠するとママにも赤ちゃんにも色々なリスクが生じます。
そのうちの一つに切迫流産があります。
切迫流産の治療法についてお話をさせて頂きます。
切迫流産になったらどのような治療法を思い浮かべるでしょうか? 絶対安静が多いと思いますが内服薬もあります。意外に知られていないかもしれません。

ウテメリンというお薬があります。
どのようなお薬かというと子宮の筋肉は医学用語で平滑筋と言います。この筋肉の中にある交感神経という神経がありますがそれに働きかけ平滑筋という筋肉の収縮をおさえるというお薬です。
切迫流産の症状が軽い場合はこのお薬を内服します。適宜症状にあわせて医師が調節しますが一日三回飲みます。適用は切迫早産、切迫流産です。
症状が重かったり緊急の時は入院をして注射や点滴で治療をします。
参考までにリトドリンというお薬もあります。 しかしお薬はどんなものでも副作用というものが付いて回ります。
このお薬にも例外なく副作用があります。
よく聞くのが動悸です。(心臓のドキドキ感が強くなること)
手足の震え 脈が速くなる、体のほてり、吐き気、頭痛、頭重感、ふらつき、めまいなどです。これらは比較的に軽い副作用ですが在宅でウテメリンを内服中で副作用がつらかったら我慢せずにかかりつけの医療機関に相談するかすぐに受診をしましょうね。
あとめったにおこらない副作用ですがもしかしたら見逃してしまうケースがあるので注意が以下の時は必要です。
- 不整脈・・・脈の乱れ
- 血糖値の上昇による症状・・・のどが渇きやすく水分をたくさん飲み排尿の回数が多くなり尿量も多くなる。
- 身体の症状・・・あざができやすい、歯茎から血が出やすい、咽頭痛、熱の上昇、倦怠感(簡単に言えばだるいこと)、口の中のできもの。
- ミネラルの不足による症状・・・力が入らない、便秘、だるい
- 横紋筋融解症の症状・・・筋肉痛や歩行困難、褐色の尿、けいれん、しびれ
- 注射薬で肺水腫をおこすことがあります・・・ぜーぜーする息使い。
- 新生児の腸閉塞
などはウテナリンの副作用の中でも重たい副作用です。 症状が出現したらすぐに医療機関の受診をしましょう。
その他としては流産や早産の心配やその可能性があるときは安静療法を行います。 安静療法もとても重要になってきます。
安静というとただ寝ているだけという感じがありますがストレスを抱え込まないように安静を保つのは大変です。
ご家族の方にも家事の分担など協力をしてもらいましょう。