「臨月」のときの、おりものに関すること
妊娠した時点で、それまでとはおりものの状態が変わる方が多くいらっしゃるようです。
妊婦へのアンケートによると、妊娠してからの「おりもの」の量について、7割の人が「かなり増えた」「やや増えた」と答えています。 量だけではなく、色や臭いなども含めて、妊娠前に比べるとおりものに変化がある事が多いようです。
さらに臨月に入る事で、妊娠してから特に「おりもの」に変化が無かった人でも、おりものの変化が顕著に出てくることがあります。
臨月のおりものの特徴としては、白っぽくてさらさらした水のような状態である事が多くあります。
これには生理的な理由が有り、「頸管粘液」と言われ普段はバイ菌の侵入を防いでいる栓のような役割をしている物質が、 お産が近付いた事によってホルモンの関係で解け出した事によって起こります。
この現象が強く現れる事によって、水っぽいおりものが増えたと認識する妊婦の方が多いようです。
水っぽい「おりもの」について
この水っぽいおりものの兆候が表れた時は、お産がだいぶ近付いたと思っておいて良いのではないでしょうか。
また、おりものが水っぽくなる症状にはお産の近付きを知らせてくれるだけではなく、産道をなめらかにして赤ちゃんが通りやすくする働きもあります。
お母さんの意志だけではしきれないお産への準備を、母性本能が行ってくれるのですね。
臨月に入ったことによっておりものが増えると、それまでは不要だったおりものシートが必需品になる妊婦の方も少なくないようです。
下着を替えても替えてもすぐ汚れてしまい、中には破水と間違う妊婦の方もいるほどです。
中には、おりものシートでは間に合わないと、生理用ナプキンを使用する方もいらっしゃいます。
正常な状態でお産が近付いている方は、これまでに挙げたような水っぽいおりものが増える方が多いようですが、 もしも臭いの強いおりものが出てきたり、色が黄身がかっている、もしくは強いかゆみがあるなどの症状がある場合は膣炎の可能性が疑われます。
こういった症状の方が全て異常というわけではありませんが、安心して無事お産を迎えるためにもすみやかに医師の診察を受けましょう。
前述した症状は、あくまでも臨月を経験した妊婦の方の統計によるものです。
1人として同じ人間がいない事と同じように、妊娠によって現れる体の変化も人それぞれです。
少しでもおりものに気になる変化がありましたら、楽観をしたり遠慮をしたりせず、かかりつけの医師に相談をしてみて下さいね。